X JAPANのギタリスト、HIDEの性格について、
またリーダーでもある、YOSHIKIとの仲や関係性などの角度から、HIDEという人物について書いていこうと思います。
ミュージシャン「HIDE」とは何だったのか?
2018年は、X JAPANのギタリスト、HIDEがこの世を去ってしまってから20年ということで、
今年はHIDEに関連するイベントなどが盛んに行われていますね。
HIDEのドキュメンタリー映画「HURRY GO ROUND」も公開間近ですし、今年は特にメモリアル感でいっぱいになりそう。
(もちろん私も観に行く予定です♪)
そんな「HIDE」という人物は、一体どういう人だったのでしょうか?
今回の記事では、HIDEの性格や、X JAPAN内での立ち位置、リーダーYOSHIKIとの仲や関係性などについて書いていきたいと思います。
YOSHIKIとHIDEの関係はとても仲良し!
(画像引用元:https://ameblo.jp/kirakira-tirofinale/)
テレビや雑誌などのインタビューがあるたび毎、YOSHIKIはHIDEのことを「お母さんのような存在」と表現しています。
たとえば、YOSHIKIとHIDEが食事に行った際、魚を食べることが苦手なYOSHIKIのために、HIDEが魚の骨を取ってあげていたというのは有名なエピソードです。
こんなふうに、HIDEは非常に面倒見の良い性格で、YOSHIKIにとってはまさに、「X JAPANのお母さん」だったんですね。
また、HIDEはYOSHIKIより1つ年上だったこともあるためか、よくYOSHIKIの相談に乗ることもあったそうです。
ライブツアー先のホテルで相部屋になるときは、YOSHIKIとHIDEの2人が同じ部屋になることも多かったみたいだし、
YOSHIKIが金髪、HIDEが赤髪だった頃に、二人でディズニーランドに行ったこともあるくらいの仲良し。笑
とにかくYOSHIKIにとってのHIDEは非常にかけがえのない存在だったのでしょう。
HIDEはどんな性格の人物だったのか?
(画像引用元:http://www2p.biglobe.ne.jp/~nago/birthday1999.html)
先にYOSHIKIが「お母さん」と表現したように、HIDEは非常に面倒見が良く、気が効く性格だったんですね。
また、とても冷静で頭のキレが良く、バンドのことを客観的に見ることが出来た人物だったことも、YOSHIKIが明らかにしています。
まさにX JAPANのブレイン(頭脳)でした。
加えて、以前の記事にも書きましたが、HIDEは大変な努力家で、ライブ当日、楽屋からステージへ上がる直前までギターを練習していたといいます。
もちろん、普段のギター練習も欠かすことはありません。とても奇抜なファッションやステージからは想像もつかないくらい、真面目な人物だったんです。
それが功をなして、ギタリストの感覚では難しいX JAPANのフレーズを弾きこなしていたんですね。
(YOSHIKIはピアノと譜面で作曲するので、普通のギターでは考えられられない指の動きを要求されることも多かったのです!)
そして、HIDEはエックスというバンドの中で最もファンを大切にしているメンバーでもありました。
難病を抱えながら病気と闘っていた、貴志真由子さんとのエピソードが特に有名でしょうか?
HIDEが貴志真由子さんの元へ駆けつける際、マスコミの取材など報道陣に囲まれて、激昂のあまり当時のマネージャーであったHIDEの弟さんに鉄拳制裁を加えました。
「俺が取材を受けたりすることで、彼女(真由子さん)が傷ついたらどうするんだ!?」と。
このエピソードだけでも、HIDEという人がどれだけ愛に満ちた人かが分かりますね。
また、HIDEはどんなにバンドやソロ活動などのスケジュールが過密な状況の中でも、
真由子さんの元へ駆けつけ「がんばんだぞ!」と励まし元気付けたと言います。。。
HIDEに影響を受けたアーティストは数えきれないほど多い!
(画像引用元:http://music.geocities.jp/nissan198720002000/hide.htm)
後輩バンドであるGLAYに、「HOWEVERって曲、すごく良いよね!俺もHOWEVERみたいな曲が欲しくて作っちゃった曲があるんだけど」
そんなふうに気さくに声をかけるようなHIDE。もちろん彼を慕うロックミュージシャンは非常に多いです。
(ちなみに、GLAYのHOWEVERに影響を受けて書いたというのが、「HURRY GO ROUND」です♪)
奇抜なファッション、髪の色、作詞や作曲のセンス、そしてファンを大切にする気持ちやミュージシャンとしての在り方、、、
HIDEが後世のバンドマンに与えた影響は計り知れません。
GLAY、ガゼット、LUNA SEA、DIR EN GREY、Raphael、、、
誰もが知っているような有名なV系バンドの多くが、HIDEの影響を強く受け、そして今があります。
HIDEの存在がなかったら、今のロックシーンは無かったかも知れませんね。というか、おそらく無いでしょう。。。
まとめ
|
面倒見が良く、冷静で頭が良く、ファン想いで優しい。
そんなHIDEがみんなから愛されるミュージシャンであったことは必然だったのでしょう。
没後20年という時を経てなお、HIDEが日本の音楽シーンに遺した功績は決して色褪せることなく、これからも多くの人々を励まし勇気づけてくれそうですね。
・・・うん、とりあえず今はあれですね。
はやく「HURRY GO ROUND」の公開日になってくれないかしら!?って感じです。笑
関連記事↓