Fate HFは他のルートと比べても癖が強く、とくに飴玉メルヘンをはじめとした桜の魔力供給シーンはトラウマものでした。
そのため、ヘブンズフィールを観て桜が嫌いになった、共感できないという声が多数あがっています。汗
そんな桜は最終章で黒化しオルタを従え、ラスボスとして士郎たちの前に立ちはだかるのですが、最終章のラストはどうなるのでしょうか?
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Fate HFの魔力供給シーンで桜が嫌いになった!?
奈須きのこさん原作の大ヒットゲーム、Fateシリーズ。
そのFateの中で、一癖も二癖もある桜ルートのHF劇場版アニメ最終章がまもなく公開となります。
士郎の(良くも悪くも)人間としての成長、闇落ちしたセイバーオルタとバーサーカーのドラゴンボールも真っ青な戦闘シーンから、
例の飴玉メルヘンとか夜な夜な魔力供給にいそしむ桜のギルガメッシュ捕食シーン、この章の隠れ主人公である慎二のあっけない最期、アンリマユに侵され黒桜覚醒などなど、、
第二章まで怒涛のストーリー展開で、見どころを挙げ出したらキリがないのですが、原作ゲームをプレイ済みの方はご存知のとおり、最終章ではさらに物語のえげつなさが加速していくことになります。
それに伴って、個人的に少し不安なところもあって、、
ここまでFate HFを鑑賞して「桜が好きになれない」「桜にどうしても感情移入できない」と言っていた人が、最終章を観ることでさらに桜を嫌いになってしまうんじゃないか?というところですね。
私はFateのヒロイン3人は、遠坂凛>間桐桜>セイバーって順番で好きで、桜が嫌われてしまうのは悲しいです。
なので、今回の記事では一生懸命、桜を擁護しようと考えていたのですが・・・でもこの子、相当やらかしてるから厳しいなぁ、、。というか強引に擁護するのは諦めます。笑
第二章で問題になった、士郎に対する「指→自分で→本番」の一連のエロいシーンは相当生々しいですし、ギルガメッシュをムシャムシャと捕食してしまうなどの捕食シーンも戦慄ものでした。
この2つをはじめ、桜がグロくエロく生々しく魔力供給をする姿を見て、引いてしまった鑑賞者も少なくないと思います。だってここまできたらどう見てもホラーもののヒロインですからね。。
桜の飴玉メルヘンのシーンがトラウマ!?
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特に、絡んできた不良を桜が飴玉に見立ててムシャムシャと捕食してしまうシーンの絶望感は異常です。
ひたひたと散歩する。
ゆらゆらの頭はからっぽで、
きちきちした目的なんてうわのそら。
ぶるぶると震えてゴーゴー。
からからの手足は紙風船みたいに、
ころころ地面を転がっていく。
ふわふわ飛ぶのはきちんと大人になってから。
ごうごう。
ごうごう。
ごうごう。
蟲惑した覚えはありません。
怖くなったので帰りましょう。
てくてく彼らは追ってきます。
きんきんうるさく響くので、
くうくうお腹がなりました。
飼育箱の夢を見る。
今夜。
虫を潰した。
原作ゲームのポエムになぞらえて、お城へ向かうメルヘンチックなシーンからゴシック・ホラーへと様相を変えていく展開はトラウマものでしょう。
食べられた不良たちの間際の恐怖心は計り知れません笑
Fate HFの最終章で桜は最後どうなる?
私はFateシリーズは、実はゲームではなくアニメのFate Zeroから見始めています。
幼少期の桜が間桐家に引き取られ、臓硯の教育の名のもと徹底的にひどい目に合わされる描写が強烈に印象に残っていて、Zero最終回まで一切救われることがなかった。
それだけに、第二章で、電車の中で桜が一人蟲に襲われる夢のシーンは見ていられませんでした。
普通だったら、ヒロインが怖い夢を見て目覚めるシーンなら「キャー!」と悲鳴をあげながらガバっと布団を跳ね除け起き上がり、ハァハァと方で息をしているのが定番ですが、「・・・起きてご飯作らなきゃ」です。
蟲蔵での修練および慎二からの性行為の強要は、桜にとって日常だったんです。
最終章の予告で、桜は「私、最初から狂っていたんです」と発言していましたが、
そんな狂った日常に身を置き、最終的にはアンリマユ&ギルガメッシュらと同化し、セイバーオルタを従えラスボス化してしまった桜。
正直、このままだと救いがなさ過ぎます。
Fate staynight/heaven’s feelには他ルート同様にノーマルエンドとトゥルーエンドがあります。
ノーマルエンドでは、大聖杯を破壊した反動で主人公の衛宮士郎は(おそらく)死亡。泥から無事に開放された桜は、それでも士郎を待ち続けるという悲しい結末です。
トゥルーエンドは、イリアの犠牲によって大聖杯を破壊。士郎は一命をとりとめて、最後は士郎、桜、凜、ライダーの4人で桜を見に行くところで大団円。
イリアも好きだからなー。こっちも辛いっちゃ辛いんですが。。。桜が救われるとしたらやはりトゥルーエンドなので、私もこっちに期待したいところです。
気になるのは大河と桜のやりとりからなるオリジナルシーンですね。
それを盗み聞きしていたイリアは、切嗣がイリアに会うために定期的にアインツベルンを訪れようとしていたことを知ることになるナイス改変なシーンです。
このシーンが挿入されることで、イリアがトゥルーエンドでの行動(第三魔法)を起こす動機づけにもなりますし、もしかすると劇場版ではトゥルーエンドを観ることになるかもしれません。
Fate HFと桜についてまとめ
いくら桜の過去に、悲惨な想いや経験があったからといって、罪のない人たちを大量虐殺してしまった事実にかわりはありません。
ギル捕食や飴玉といった魔力供給シーンはそれこそトラウマものでしたし、桜が嫌いだったり救済されるべきではないというファンの方の気持ちも分かります。
分かった上で、正しいとか間違っているとかではなく、私は桜と士郎が幸せになる結末がいいなー。
何年も見守ってきたFate/staynight heaven’s feelもいよいよクライマックス。どんなラストになるか、映画館でしっかりと見届けてきたいと思います!
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