ボカロPとして活躍するn-buna(ナブナ)のことを検索すると必ず「ヨルシカ」「ギター」
というワードが出てきます。
今回はn-bunaもヨルシカのこともあまり知らないあなたに、n-bunaとヨルシカの
関係性についてやn-bunaの曲がギターサウンド中心な理由などを書いていきたいと思います。
またn-bunaとヨルシカのおススメの曲も併せて紹介していきます。
n-bunaの音楽性について解説!
n-bunaは2012年にニコニコ動画に「アリストラスト」を投稿しボカロPとして活動を開始しています。
実は中学生のころにエレキギターを購入し音楽活動をしていたので、ボカロPとして曲作りをすると
ギターサウンド中心の曲にどうしてもなってしまうそうです。笑
そうした影響かn-bunaの音楽性は、ガッツリとボカロ独特のボーカロイドの音声を引き立てる
アレンジや音作りというよりは、上記で書いたようにギターが目立った曲になってしまうそうです。
ただJ-POPやロック要素も取り入れているので、今までのボカロにはない新しい音楽を作り出していると言えると思います。
さらにギターサウンドが目立つとは言えn-bunaの曲はボカロ感は失っていないのでファンや、音楽業界人に高い評価を得ています。
特に2013年にニコニコ動画に投稿した「透明エレジー」はボカロPとして活動して1年で
VOCALOIDカテゴリー総合ランキング1位を獲得する快挙を成し遂げています。これはかなり凄い事ですね。
n-bunaとヨルシカの関係性は?
ボカロPとして活動したn-bunaですが、自身が作曲した曲がニコニコ動画再生回数も200万回を超えてきた頃、ボカロPとして曲を作るときは自分の曲が「アーティストにどう合うのか」を考えつつ自分の色を出しながら曲を作ったとインタビューで答えています。
またボカロの長所である声が機械的で感情がないけどリスナー自身が歌に感情を歌に込めやすいという点があります。
ボカロにしかできない歌詞に重きを置いた聴き方をされる面白さをn-bunaはボカロで表現したそうです。
そんなn-bunaですが、今までのボカロの無機質な曲作りではない
人間的な表現に重きを置いたものを始めたいと思い始めたそうです。
そこでn-bunaのライブにゲストボーカルとして参加していたsuisと一緒に今までのボカロ曲とは違う
人間ならではの曲を作りたいと思い、「ヨルシカ」を結成したんです。
という事でn-bunaとヨルシカの関係性を簡潔に言ってしまえば、n-bunaが作ったバンドがヨルシカなんです。
ただ上記で書いたように、ヨルシカはn-bunaが今までの曲とコンセプトが違う作品を作りたくて
結成したバンドなので、n-bunaもヨルシカも「一緒、同じ」という事ではないので今回は関係性を詳しく書いてみました
n-bunaとヨルシカのおススメの曲を比べてみました。
上記でn-bunaとヨルシカの関係性を書いていきましたが、実際に曲を聴き比べて
二つの音楽、歌の違いを見ていきたいと思います。
「透明エレジー」
まずn-bunaの人気の曲で、100万回再生を初めて達成した曲です。
曲はロック調でかなりカッコいいんですが、泣いているような歌声が特徴で、
歌詞も物語があり、いろんな考察がされています。
n-bunaが歌詞に重きを置いたといっていたことがよくわかる一曲です。
「夜明けと蛍」
やはりn-buna名義の曲なのでギター中心ですね、
しかもシンプルなサウンドで夏の終わりを歌うバラードになっています。
ちなみにn-buna本人がアコギで弾き語っているMVはギターのスライド音がすごく綺麗なのが印象的ですね。
しかも悲しげな歌声が夏の終わりを物語っていてファンは毎年夏に必ず聞くと言っている一曲になっています。
「だから僕は音楽をやめた」
この曲はヨルシカの代表曲になっています。
レコーディングの方法も収録のやり方などガラッと変えて、
まったく新しい事をしたくなったn-bunaの気合がわかる一曲になっています。
とにかく「想いを込めて」と曲に想いを込める事、
人間的な表現にする事を意識して作ったと言われています。
「ただ君に晴れ」
この曲もヨルシカの人気曲です。
今までのn-bunaのギターサウンドを残しつつ歌に想いを込める両方が詰まった曲になっています。
実は新海誠監督もヨルシカにシンパシーを感じて大絶賛しています。
そしてヨルシカのファンだと公言もしていますね。
新海誠監督「泣きたい私は猫をかぶる」の主題歌をヨルシカが担当したのも納得ですね!
「花に亡霊」
「泣きたい私は猫をかぶる」の主題歌になった曲です。
映画本編のシーンが使われていますが、実はこの曲にたいしてn-bunaさんは
「何を伝えたかったかだとか、表現したかったとか何もないです、受け取り方は任せます」
とありますので、単純に聴いて自分で感じてほしい曲なんですね。
n-bunaとヨルシカの関係性のまとめ。
今回はn-bunaとヨルシカの関係性を書いていきました。
そしてヨルシカでは人間ならではの曲を作りたいというコンセプトで結成されたので曲も機械的なボカロの歌声とは全然違う事もわかったと思います。
また新海誠監督からも絶賛されたヨルシカは映画の主題歌も担当するなど今後の活躍も期待できますね。
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