「るろ剣」の略称でお馴染みの「るろうに剣心―明治剣客浪漫譚―」の新章である北海道編が、ジャンプスクエアにて連載されることになりましたね。
北海道編のネタバレや詳細はいつ頃来るのでしょうか?また、今回の北海道編のラストで、剣心は死亡確定なのでしょうか・・・!?
「るろうに剣心―明治剣客浪漫譚―」が再開!!
(画像引用元:http://blogs.yahoo.co.jp/yakuruto4649/10617949.html)
「たぶん今まで一番読み返した漫画は”るろ剣”」な筆者にとって、この「るろうに剣心―明治剣客浪漫譚―」の北海道編スタートの発表は
2016年のエンタメニュースの中でTOPなんじゃないか?ってほど、驚き&ワクワクな発表でした。
舞台ミュージカルがあったり、パラレルワールドとして語られる「るろうに剣心-キネマ版-」などの番外編がジャンプSQに連続掲載されたり、
賛否両論の話題を読んだ「星霜編」をはじめとするOVAが発売されたり、
るろ剣が週刊少年ジャンプでの連載終了を終えてから18年が経つというのに、その間、るろ剣の人気は衰えることがありませんでした。
マンガ原作の実写映画化が大好評を博したのはまだ記憶に新しいですよね?
・・・ですが、やはり「―明治剣客浪漫譚―」のサブタイトルが付くとなると、やっぱり超絶アガります、というか超絶アガるしかありません!
るろ剣北海道編の連載開始はいつ?ネタバレは??
そんな「るろうに剣心―明治剣客浪漫譚―」の新章である”北海道編”が連載開始されるのは「いつなのか?」というと、2017年の春らしいです。
間もなくですね。楽しみでしかありません。
ネタバレがいつ来るか?っていうところまでは、まだ何とも言えません。
・・・が、後述しますが、作者の和月伸宏先生がとんでもないネタバレをすでに投下しています(!?)
まあ本誌掲載の1週間前までには、恐らくどこぞのサイトにアップされるのかも知れませんが、筆者的にはそういうサイトを介さずジャンプSQが発売されるまで待つことにします。
(というか、バレが本誌発売前からweb上に出るのって何とか取り締まれないものなんだろうか?あれって普通に出版社にとっては営業妨害みたいなもんじゃないですか?)
先の「とんでもないネタバレ」以外に、和月先生自身が明かしている
るろ剣北海道編の構想(ある意味ネタバレ)は下記のとおりです。
・京都編に登場した瀬田宗次郎が、京都編のラストで北に向かったが、北海道編で剣心達と再会して仲間になる。
・新撰組の永倉新八を登場させる。
・北海道編は西部劇のような話にしたい。(政府の兵隊が騎兵隊・屯田兵や入植開拓者をフロンティア開拓者・流れてきた人をアウトロー・先住民をネイティブアメリカンみたいなイメージ。)
・志々雄一派の一人・不二が登場する。(志々雄一派解散後、不二は屯田兵として北海道に向かったという設定。)
・同じく志々雄一派の安慈が登場する。(安慈は北海道の集治監にいる設定。)
宗次郎が剣心たちの仲間になるとか胸アツ過ぎます!っていうか十本刀のメンバーが再登場しまくりな展開が予想されるってだけでお腹いっぱい!!
和月先生自らネタバレ・・・剣心の死亡は確定か!?
さて。そんなこんなで連載開始が非常に楽しみな「るろうに剣心―明治剣客浪漫譚―」北海道編なのですが、
・・・これ、どういう意味なのでしょうか?
(画像引用元:http://natalie.mu/comic/pp/jumpsq/page/3)
剣心の生き様を「本当にお疲れ様」に変える北海道編・・・
「エンタテインメントの基本は笑顔とハッピーエンド」を、信条として挙げられている和月先生ですが、
るろ剣の終わり方っていうのは、片手落ちというか不完全燃焼にせざるを得ないところがあったようです。
というのは・・・
るろ剣”北海道編”の連載発表時のインタビューの中で、当時、るろ剣を北海道編まで描かず、人気絶頂の中、連載を終了させたことについて、
「これ以上描いたら結末が少年マンガじゃなくなっちゃうっていうことがあったからなんです。
剣心は、もともとは人斬りですから、幸せには終わらせられないだろうと。」と発言しているんですね。
これはるろ剣北海道編の、かなりの核心を突いたネタバレって気がします。なんせ作者自身が「るろ剣をハッピーエンド終わらせるにはあそこで区切るしかなかった」と言っちゃってるわけですから。
バッドエンドとまでは行かなくとも、ビターエンドで終わる可能性は濃厚です。
また、「少年マンガとしての、剣心の人生の終わらせ方が見えた」としていることからも、剣心は死亡してしまうことが確定なのかも知れませんね・・・。
そしてジャンプスクエアは、週刊少年ジャンプに比べて、購読者の年齢層が高かったり、玄人気質の読者を多く抱えていたり、
そのためダークでヘヴィーな描写もある程度許される傾向にあるため、剣心の人生の終わりに深く関わるようなストーリー展開も十分ありえます。
和月先生の奥さんであり小説家でもある、黒碕薫さんが、今回のるろ剣北海道編のストーリー構成に参加しているのも、非常に大きな要素って気が個人的にします。
週刊少年誌にありがちな、「王道ヒーローもの」で終わらないような先行きの見えなさが伺えますね・・・。
個人的には、もちろん剣心が最後に死んじゃうようなお話しは相当イヤなのですが、かといって読まないとかは有り得ないので、
覚悟して、この先のるろ剣を見守って行きたいと思います。
ああでも、OVAの「星霜編」みたいな終わり方は勘弁して欲しいかな。あれではあまりにも剣心が可哀想過ぎます・・・。
なんか薫もハツラツさが希薄で薫らしくないキャラ立ちに正直違和感ありましたし。星霜編話自体は、”るろ剣じゃなければ”好きなんですけどね。
まとめ〜満を持して再開される明治剣客浪漫譚〜
るろ剣終了後から今に至るまで、るろ剣作者の和月伸宏さんが描く漫画は「エンバーミング」がるろ剣と同じ時系列、時代背景の中でストーリーが展開されていたり、
「GUN BLAZE WEST(ガン・ブレイズ・ウエスト)」では、残念ながら打ち切りみたいな終わり方をしてしまいましたが、
るろ剣登場キャラクターの1人である相楽左之助が登場していたかも知れない、と和月先生自身がほのめかしていたり。
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やはり和月先生の中でも、るろうに剣心という漫画は、どこか特別な思い入れがあったのだと推測します。
じゃないと、後の色々な作品にそこまでるろ剣を絡ませようとしないですしね・・・。
そんな感じで満を持して連載される「るろうに剣心―明治剣客浪漫譚―」の北海道編。そのスタートが今から楽しみでなりません!
【記事:ポン酢中毒】
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