ゆずのサブリーダーを担当する岩沢厚治さん。彼の作詞作曲能力を「天才」と評する人は多いです。
また、岩沢厚治さんの最大の武器であるミックスボイスからなる歌唱力・・・
誰もが羨むほどの魅力があり、この高音が岩沢さんの天才感に拍車をかけていることは間違いなさそうです。
(画像引用元:http://rr.img.naver.jp/)
今回の記事では、岩沢厚治さんが天才と呼ばれる理由について書いていきます。
私自身、「夏色」でデビュー以来の生粋の「ゆずっこ」ですので、敬愛の意を込めて以降「岩ちゃん」と表記させて頂きますね!
岩沢厚治の歌唱力に見る天才性
(画像引用元:http://www.sponichi.co.jp/)
岩ちゃんといえば、類希なるミックスボイスの使い手として有名ですね。
凛としていて、かつ暖かみのある高音の声の伸びがとても心地よいです。
岩ちゃんの歌声が高域に至るたびに「耳が幸せ!」ってなるゆずっこは非常に多い。私もその1人です。
ハモリで悠仁に寄り添うこともあるし、メインパートの主旋律を歌うこともあります。岩ちゃんの高音がなければ始まらない。
まさに伝家の宝刀とも言える、ゆず最大の武器の一つです。
若い頃から煙草も欠かさず吸っているのに、いつまでも衰えない歌唱力。
むしろ声域増えてるのでは?・・・ズルいです。笑
岩ちゃんのミックスボイスを基調とした歌唱力と天才性については下の記事にもまとめてあるので、よければご参考にされてみてください。。。
岩沢厚治の作詞に見る天才性
ゆずっこ同士の会話の中で、たびたび共有されがちな話題が、
「北川悠仁の書く曲はキャッチーで分かりやすい」「岩沢厚治の書く曲はマニアックで難解なものが多い」。
これがお約束だったりします。とりわけその特徴は、2人の作詞の傾向に見て取れます。
歌詞の無断転載は著作権の問題があるので出来ませんが、
悠仁の歌詞は、老若男女誰が聞いても「分かる分かる!」と思わず共感してしまうような表現が目立ちます。
脊髄反射的に喜怒哀楽的が呼び出される「分かりやすい」言葉を選ぶことが多いです。
シングル曲や、マスメディア向けのメジャー曲には、悠仁の書く曲が多く採用されるのも頷けますね。
対して岩ちゃんの書く歌詞は基本的にマニアックです。
1回歌詞を通して読んだだけでは、「え?・・・2番のAメロのこの歌詞ってどういう意味?」となることもしばしば。
一言で言えば済むことを、あえて遠回しに表現を変えて伝えるような言葉選びが多いです。
昔、夏目漱石が「I LOVE YOU」って英語を「愛してます」ではなくて「月が綺麗ですね」と和訳した逸話は有名ですよね。印象としてはあんな感じです。
岩ちゃんの書く歌詞というのも、
夏目漱石の「月が綺麗ですね」と同じように、”言ってる意味はよく分かんないけど、でもなんか凄く分かる!”的な現象が起こるのです。
このある種の「取っ付きにくさ」と、「取っ付きにくいのに言外の意味が伝わる」感じが、
岩ちゃんを天才足らしめる要因の一つとして作用していることは疑いの余地がなさそうですね。
そういえば、このニヒルな表現の置換って、岩ちゃんの「シャイなイケメン」という性格を上手いこと表しているような気がします。
岩沢厚治の作曲に見る天才性
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「北曲は分かりやすくて、岩曲はマニアック」。この傾向は作詞面だけでなく、作曲面にも及びます。
悠仁の作った曲は、カノン進行などの定番といえるコード進行に由来することが多く、必然的にキャッチーなものが生まれることが多いです。
(とは言え、「逢いたい」のマイナーコードが多用される歌詞なのに暗く聴こえない!という奇跡的な違和感は、
「悠仁も天才なんじゃないか?」と思うには十分過ぎるほどのインパクトでしたが・・・・。)
対して岩曲はやはりここでもマニアックな傾向が強いです。
add9やsue4、分数コードや転調移調などやりたい放題です。これで曲が成立するの!?ってくらい。笑
まあ、成立してるどころか、それが功を成す形で名曲が生まれまくってるんですけどね。やっぱり天才じゃないか!
岩ちゃんの作曲能力については書きたいことがあり過ぎるので、また稿をあらためて別の記事にまとめることにしますね。
余談ですが、基本的に北曲は悠仁がメインで歌い、岩曲は岩ちゃんがメインで歌います。作詞作曲を担当した方が主旋律を歌うことが多いです。
もちろん、北曲のサビを岩ちゃんがメインで歌うなど例外はあります。(逆は「ゆずの素」以降そんなにはないかも・・・)
音域あり過ぎてカラオケで歌いたい人泣かせでおなじみのゆずのこと、笑
AメロとBメロを悠仁がメインで歌い、高域が頻出するサビの主旋律は主に岩ちゃんが担当するってパターンも良くあります。
低音域は悠仁が歌い、高音域は岩ちゃんが歌う。互いに補完し合う。実にバランスの良い素敵なコンビです。
まあ悠仁も十分声高いんですけどね・・・笑
まとめ
(画像引用元:http://blog.goo.ne.jp/yzmg0226)
・・・という検証の結果、「ゆずの岩沢厚治は天才!」と結論づけて良さそうです。
ただ、ゆずの二人に関しては、どちらが天才でどちらが凡才ということはなく、悠仁も岩ちゃんもどちらも天才だと思います。
岩ちゃんの方が作詞も作曲も突飛なことをやっているので、目立って天才っぽく見えはしますが、どちらも凡才のボーダーの遥か外にいます。
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