RADWIMPS(ラッドウィンプス)が満を持して新アルバム「人間開花」をリリースしました。この記事では「人間開花」を聴いてみた感想や、収録曲とかおすすめしたいいい曲はどれか?みたいなことを書こうと思います。
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RADの「人間開花」が何かと話題です
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2017年の映画を象徴するほどのスマッシュヒットを叩き出したアニメーション作品、「君の名は。」の主題歌を担当するなどで、
今まで以上に音楽ファンから注目を集めているロックバンド、RADWIMPS(ラッドウィンプス)。
バンド初でもある紅白歌合戦の出場が決まり、CDJ(カウントダウンジャパン)のステージをつとめる彼ら。年末も大忙しですね。
そんな勢いがノリにノってるラッドウィンプスが満を持して発表した新アルバム、「人間開花」。
これまた「ジャケット写真にアップで写ってる女の子は誰?」とか、「あのジャケット写真の女の子が怖い・・・」みたいな、CDを実際に聴く前の段階の感想から、
CDを一聴した後の感想の賛否両論っぷりまで、ファンからファンじゃなかった人から、様々な切り口から賑やかに「人間開花」の話題が取り上げられています。
「人間開花」のジャケットに写ってるのは誰の顔?
ラッドウィンプスのニューアルバム、「人間開花」のリリース前から、「ジャケット写真に載ってる女の子は誰?」って話題が飛び交っていましたね。
(画像引用元:http://www.dot-st.com/lowrysfarm/disp/CSfFeaturePage_002.jsp?dispNo=012001689)
今回、ジャケ写に起用されたのは、モトーラ世理奈さん。2016年時点で、18歳の現役女子高生で、ハーフの現役モデルさんのようです。そばかすが特徴的で独創的な雰囲気を持つ顔立ちですね。可愛いです。
このモトーラ世理奈さん、イタリア系アメリカ人と日本人のハーフとのこと。どこか儚げな顔立ちがラッドウィンプスの楽曲の世界観とイイ感じにマッチしているような気がします。
「人間開花」収録曲の中でオススメのいい曲は?
RADWIMPSの最新アルバム、「人間開花」の収録曲は下記のとおりです。
01. Lights go out
02. 光
03. AADAAKOODAA
04. トアルハルノヒ
05. 前前前世(original ver.)
06. ‘I’ Novel
07. アメノヒニキク
08. 週刊少年ジャンプ
09. 棒人間
10. 記号として
11. ヒトボシ
12. スパークル(original ver.)
13. Bring me the morning
14. O&O
15. 告白
個人的なオススメというか、「ああー、いい曲だなあ」と思った曲は、「前前前世」、「週刊少年ジャンプ」、「棒人間」、「スパークル」あたりですね。
筆者は「君の名は。」が、3回映画館で観たくらい好きな映画になってしまったので、どうしても劇中で流れた歌は外せません。笑
また、歌モノ要素が強い「人間開花」の中でも、洋次郎くんの無邪気な歌声が心の真ん中にスゥーっと染み入る感じが、たまらなく心地いいです。
週刊少年ジャンプや棒人間は、歌詞が凄く好き。歌モノ色が強い今作ですから、今まで以上に歌詞に集中して聴くことができました。
しかし、何なんでしょうね?洋次郎くんの歌詞の世界観は?
TSUTAYAやGEOでレンタルして聴くのも悪くないと思いますが、できたら、今作はCDを普通に買って歌詞カードの一言一句を読みながら洋次郎くんの歌に聴き入ってみる。
それが、「人間開花」を最も味わえる聴き方だって思います。
「人間開花」は、いいアルバム?微妙なアルバム?
レッドホットチリペッパーズを彷彿とさせる、ミクスチャー色の強いファンキーな演奏に、ボーカリスト野田洋次郎の紡ぐ独特の歌詞世界。そしてエヴァーグリーンで無邪気な歌声が加わり、
カテゴライズ不要な唯一無二のジャンルをファンに届けてきたラッドウィンプス。
今回発表された「人間開花」では、前作、前々作と比べると、歌モノ要素が非常に強くなっている印象ですね。
ドラムの山口智史さんが、持病の悪化により活動を控え、休養に入っているということで、正直ラッドはどうなってしまうのか?とハラハラしていました。
また、この今までのラッドとはまた違うラッドウィンプスの音楽性は、ドラマーの活動休止が少なからず影響を与えてるような気がする、と筆者は解釈しています。
世間的には、この「歌モノ感」が賛否両論を巻き起こす要因として取り沙汰されてるような気がしますが(バンプの藤くんの声に似てるって意見も絶えませんし・・・)、
私はこの「人間開花」、凄くいいアルバムだなあと思うんですけどね。
「人間開花」が開花させた新たなRADWIMPS
なんて言うか、今までのラッドウィンプスって、「いいんですか」とか「有心論」とか、「ふたりごと」や「25個目の染色体」もそうですが、
体全体で音楽を味わう「体感型」の楽曲が多かったと思うんですよ。オケの演奏はもちろん、ボーカルのメロディや歌詞まで含め、その全てを体を通すことで楽しむことのできる音楽と言うか・・・。
それで、今回の「人間開花」は、「鑑賞型」の音楽が多く収録されている印象です。
しっかりと租借して、飲み込みながら喉越しを楽しむみたいに、耳で味わう上質の音楽たちの集合体って気がします。何度も何度も聴きたくなるような耳触りの良いメロウな曲が多いですしね。
この「鑑賞型」な感じが、ラッドのアルバムとしては異質でもあり賛否両論の要因のひとつだとは思います。
でも、今作のような「夜中、寝る前にまどろみながら聴いていたい」ような音楽って今までのラッドにはあまりなかった気がしますし、
この上質な耳が幸せ感を味わえるだけで、十分「人間開花」を聴く価値はあるんじゃないか?と。本当に何度聴いても飽きないアルバムなんですよね。どんな気分のときでも聴くことができますし。個人的には超オススメなのですが・・・。
・・・というわけで、乱文ながら、radwimps(ラッドウィンプス)の「人間開花」を聴いてみた感想でした。是非聴いてみて下さい!
おわり。
【記事:ポン酢中毒】
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