DECO*27ってなんて読むの?DECO*27「ヒバナ」の歌詞の考察!

最近米津玄師さんことハチYOASOBIバルーンなどボカロ人気がかなり高くなっています。
動画やSNSだけではなく映画の主題歌になったりと、活動範囲を広げて名曲もたくさん生まれています。

そんなボカロ界で最近話題になっているDECO*27を今回はピックアップして紹介していきます。
また代表曲「ヒバナ」の歌詞も併せて考察していきたいと思います。

 

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DECO*27ってなんて読むの?

DECO*27の「ヒバナ」の考察をする前に、実はDECO*27をネットで検索すると
なんて読むか知らない人が多い事がわかったので、簡単にDECO*27の読み方と名前の由来を紹介をしていきます。

まずDECO*27なんですが「デコニーナ」と読みます!
可愛らしい名前なんで女性と思われがちなんですが、男性ミュージシャンです。笑

DECO*27の名前の由来は、自身の額のオデコが広いから「DECO」、さらに数字の2が好きなのと
ラッキーセブンから7を取り「DECO27」としたようです。

ただそれだけでは、あまりしっくりこなかったので、間に*を入れて「DECO*27」と命名したようです。

DECO*27の紹介&活動内容!

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ここからはDECO*27の紹介と活動内容を紹介していきます。

1986年生まれのミュージシャン、作詞作曲家であり、ボカロPギタリストでもあります。
最近のミュージシャン、アーティストは特にボカロ界では色んな顔をお持ちの方が多いですね。

DECO*27は13歳からギターを始め、14歳にはすでに作曲活動を行っています。

現在の音楽活動に影響を与えた存在が「初音ミク」と語っていますが、
2007年に初音ミクを知り翌年2008年にはニコニコ動画で楽曲を発表しています。
DECO*27の特徴ですが、行動力が半端じゃなく速いですね。

活動初期からニコニコ動画への投稿ペースが速くて話題にもなりましたが、投稿するだけでなく
「愛言葉」「二息歩行」「罪と罰」とヒット曲も連発しているあたりはかなりの実力者と言っても過言ではないでしょうか!?

2010年にはDECO*27としての活動だけではなくakka、mirtoと共に「甘党トリオ」を結成して、「弱虫モンブラン」「モザイクロール」「愛迷エレジー」の動画を配信しています。

また2011年には柴咲コウ「無形スピリット」の作曲を手掛けてミュージックステーションなどTV番組に出演するなど、活動範囲も広げています。

さらに2011年はMai、HIRO、Alex、と共に「LOVE LAST FOREVER」を結成しMUSIC VideoをYouTubeに公開いています。

ざっとDECO*27の紹介をしてみましたが、処女作品を配信してから短い期間で勢力的に活動をしていることが良くわかります。

DECO*27のヒバナの歌詞の考察!

DECO*27の人気の曲「ヒバナ」は初音ミクに銃口を向けられた静止動画という
インパクト強めのMVになっています。
さらに曲途中の英語の意味がよくわからないと話題になっているので、歌詞を考察していきたいと思います。

ちなみに最近のボカロ曲では静止動画に歌詞が表示されるMVはよくある演出ですが、
楽曲勝負という意気込みかと筆者は勝手に解釈しています。

まずDECO*27の「ヒバナ」の楽曲中の登場人物は男女2人で、主人公が男の子なのか、
女の子なのかわからないとネットでは議論になっています。

ただ筆者は、この「ヒバナ」の中の登場人物は、「主人公とあなた」となるだけで、
主人公は男の子にも女の子にもどちらにも当てはまるではないかと考えています。

そのあたりを踏まえ「ヒバナ」の歌詞の考察をしていきます。

ではさっそく一番の歌詞なんですが、「乗り込め ココロの争還戦」とあるようにこの曲は、
主人公が相手の心を奪いに行く恋愛ソングだと推測して進めていきます。

そして「妄想ばかりが フラッシュして加速するパルス 答えはどこだろう」と続くことを考えると
相手の心を奪いに行くが頭の中で妄想ばかり、脈拍ばかり加速して答えはみつからない状況だと推測します。

「ささ弱音はミュートして」と続き「壊せない壁が キスをせまるでしょう」とありますが、
もう弱音は吐かないけど、壊せない恋の壁があるのがわかります。

「そんなわけないや」「わかってくれるでしょ」の後に「その頭を撃ち抜いて」と歌は続きますが、
進展もしない、略奪に成功せず相手にわかってもらえない主人公は頭を撃ち抜く、そう終止符を打ってしまいます。

その後の歌詞では「終わんない愛を抱いていたくないの」「もっとちゃんと不安にしてよ」とちょっと不思議な表現になっていますが、一旦終止符を打った主人公は相手に自分の望み、希望の恋愛観を歌っています。

たぶん主人公は不安定だけどずっと恋愛だけをしていたいのかと思います。

そして「この一度受け入れてしまった愛は未完成だって何度だって叫ぶよ」
と歌詞にあるようにまさに「未完成」なんだという事がよくわかります。

そして「NOを空振った愛の中で」と歌詞にあるように主人公的には
未完成を受け入れてしまった愛はNOで空振りなんですね。

ただここから「これで御相子って」と相手側の気持ちも歌ってきます。

英語の歌詞の中の「end this game」とあるように戦いを終わりにして銃は捨てなとありますが、
これは相手が主人公に投げかけた言葉になります。

「どっちも選んで」「どっちも壊して」「心の根を引き抜いて」と歌詞が続きますが、
主人公はもうわけがわからなくなっています。

そして「不甲斐ない 愛を愛したくないの」「笑えないくらいが きっと楽しいの」「もっとちゃんと溶かしてよ」
と結局主人公は安定した恋愛ではなく、不安定ないつまでも続く恋愛を選択したんです。

結局主人公には一度受け入れた安定した愛は未完成だったんです。

 

DECO*27についてのまとめ

今回はDECO*27の紹介と活動内容について、そして「ヒバナ」の歌詞の考察をしました。

まずDECO*27なんですが「デコニーナ」と読みましたね。笑

そして「ヒバナ」の考察をしましたが、主人公は想い人の心を奪いにいったのに、自分の思い通りにはいかず、終止符をうったり、納得しないのに一度受け入れてしまったりしましたね。

ただ結局主人公の求める恋愛は、不安定でいつまでも続く恋愛をしたかったという事がわかりました。

この複雑な心境を歌った「ヒバナ」をテンポのいいボカロ曲に詰め込んだDECO*27ですが、
まだまだ良い曲を作ってくれそうですね、今後の活躍がとても楽しみですね。

 

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