映画 今日から俺は!!劇場版の感想。原作との違いやキャストの配役

1980年代の千葉県を舞台にしたヤンキー漫画、今日から俺は!!。実写ドラマも好調で大人気でしたね。

そんな今日俺が劇場版として公開されるということで、公開日当日にさっそく映画館まで観に行ってきました!

今回の記事では、映画 今日から俺は!!の感想やキャスト陣、ギャグシーンなどの見どころについて書いていきたいと思います。

 

※記事執筆のなかで、内容ネタバレがいくつも含まれると思います。

あらすじなどネタバレNGという方は、すみませんがここから先は読まないでおいてください><

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映画 今日から俺は!!を観た感想

満を持して公開された「今日から俺は!!劇場版」。公開日に私も鑑賞してきました。

内容の感想は一言でいえば痛快!興行収入ランキングが今期ぶっちぎりのトップなのも納得です!よかった。

 

原作漫画の中の、あくまで架空のキャラクターである三橋や伊藤たちが、現実の人物として存在していそうな臨場感を体験できて嬉しかったです。

賀来賢人さん演じる三橋の「三橋感」が素晴らしい!佐川の足元に癇癪玉を投げつけて飛び上がらせてから股間を蹴り上げる、「オドロキデンジャーキック」も健在。笑

 

今回の敵、北根壊(ほくねい)高校も、名前の由来が「きたねえ」→「北根ぇ」→「北根壊」だというだけあって、

敵キャラである柳鋭次(やなぎ えいじ)と大嶽重弘(おおたけ しげひろ)も非常に卑劣で憎たらしく描かれています。(褒め言葉!)

敵サイドの悪役がやることなすことイチイチ汚くて、憎まれ役として非常にいい味を出していましたね。やっつけがいがあるというものです。。

(ちなみに、三橋や伊藤の通う軟葉高校は「軟葉→ナンパ」、今井や谷川の紅羽高校は「紅羽→硬派」、相良や智の開久高校は「開久→悪(あく)」が名前の由来になっています)

 

今日から俺は!!の終盤での印象的なセリフ、三橋の「俺の仲間に手ェ出すんじゃねーよ!!」というセリフも映画内ではしっかり採用されていました。

普段は、周囲の仲間たちを散々おちょくっている三橋の、実は伊藤や今井らを信頼し大事にしている本音を垣間見ることのできるこの名言!

実写劇場版でも同じような文脈で使用されていてとても嬉しかったですねー。見どころのひとつです。

 

また、主題歌エンディング曲も良かったです!劇中のBGMも秀逸なものばかりで、物語をいい感じに引き立ててくれました。

北根壊側のキャストは、柳役が柳楽優弥、大嶽役が栄信、新キャラクターの森川涼子役が山本舞香、森川悟役が泉澤祐希とこれまた豪華!みんなハマっていたなー。。

俳優さん、みんないい演技するなー。。個人的にはやっぱり橋本環奈演じる京子の思い切ったアクションが圧倒的だけど、、

ハシカンがあんなに全力で変顔するのを観られるのは、今日から俺は!!と銀魂だけでしょう。笑

劇場版今日から俺は!!の見どころであるギャグシーンや豪華キャスト

やっぱり今日から俺はの見どころといえば、お腹を抱えて笑えるギャグシーンだと思います。そんなギャグシーンも劇中ではたくさん登場しますのでストレス解消にもぴったりです!

三橋が繰り出した、佐川へのオドロキデンジャーキックとか、三橋伊藤の自転車二人こぎなど、原作で好評だったギャグシーンも見事に再現!

森川悟くんの、涼子を守りたい一心から嘘をつき、その結果三橋や今井が涼子に追い回されるシーンも笑えました!涼子の竹刀突き→三橋がうずくまって「キュー・・・」も笑ったなーw

 

キャスト陣も、皆んな見事にハマっていて最高!

原作を知っている人からすると、橋本環奈ちゃんの京子は、全く違う人物になっていますけど笑、あれはとてもいい改変だと思うので、それ含めGOODです。

もちろん、114分(およそ2時間くらい)の上映時間の中でストーリーを組み立てていかなければならないので、原作のストーリーをそのままとまではいきませんでした(紅高の中野もドラマではまだ登場してないし、映画にも出てこないとか)。

 

ただし、脚本/監督の福田雄一さんの「原作漫画へのリスペクト」が随所から感じられていて、原作ファンでも十分楽しめる内容です。全体をとおして、とても見応えのある作品に仕上がっていました!

実写の今日から俺は!!と原作との違い

北根壊は代亥高校(だいがいこうこう)ではなく開久に転入してくる

今回、三橋たちの敵として立ちはだかる北根壊高校。校舎が燃えてしまったことが原因で、他の高校と統合されることになります。

その引越し先の高校で、北根壊の不良たちは悪の限りを尽くして暴れまわるのですが・・・、

原作漫画では開久高校に編入することになります。これは相良と智を後ほど出演させるための改変でしょう。

 

中野は登場しない><

TVドラマ版の今日俺には、物語の途中から三橋たちの味方になる中野誠が未登場のままでした。原作では北根壊編に登場する中野ですが、実写映画版でもやはり中野の登場はありません・・・

個人的に、中野はすごく好きなキャラクターなので、今後ぜひ登場して欲しいなと思います。そのためにも、実写ドラマ版の続編を作って欲しいですね!

開久高校の相良や智司が登場する

舞台が開久高校だということで、三橋伊藤の宿敵、相良と智が登場が今回の映画に登場します。

開久は三橋たちの活躍によって番長不在の状態になっていましたが、北根壊の不良らを叩き潰すために一時復帰するという設定での登場。

個人的には彼らが登場すること自体は嬉しかったんだけど、物語の作劇上はこの2人は登場しない方がよかったと思います。敵味方のパワーバランスが悪くなってしまったので。。

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大嶽が「ゴメス」じゃなくて「フランケンゴリラ」

三橋伊藤と、北根壊高校との初エンカウント時、三橋は初対面の大嶽を指差して、「ゴメスだ」「ロドリゲスだ」「セニョール・パンチョス!!」などと彼を散々コケにします。笑

このゴメスってあだ名が、原作ではとてもいい感じになっていましたが、残念ながら原作では大嶽のあだ名が「フランケンゴリラ」です。たぶんこれは何かしらの大人の事情なのでしょう・・・。

(まあ、全部、南米のごついおっさんをイメージさせるような名付けですからね。。色々とだめだったのかなー。私は「ゴメス」から「グラッチェ・アミーゴ」のくだりで死ぬほど笑ったし好きなシーンだったので、ここは少し残念><)

今日から俺は映画の感想まとめ

そんな感じで、全体的に満足することができた劇場版今日から俺は!!

原作ファンも満足いく出来栄えで、チケット代を支払って観てよかったなーと思いました。

漫画の実写化作品はつまらないものも多いし、地雷だと思っていましたが、今日俺はその予想をいい意味で裏切ってくれた感じですね!

 

だけど、やはり残念だった点もいくつかあって、、、残念だった点や不満についてはまた次回書こうと思います。

(やっぱり、北根壊が上陸するのは、開久じゃなく代亥高校の方が良かったんじゃないかなー、、とか)

 

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