バンプオブチキンの藤原基央は天才なんだと思う。

バンプオブチキン『カウントダウンジャパン2015/2016』への参加が決定しましたね。

彼らがデビューして以来、ずっとBUMPerしてる筆者にとって、今年のフェスを攻めるバンプには喜びしか感じられません。

 

藤くん(画像引用元:http://www.bumpofchicken.com/

どんなセットリストになるんだろう・・・。まあセトリがどんなでも泣くと思いますが。笑

(カウントダウンのチケット争奪戦は絶対に激化しそうですね。先行予約しておけばよかったな・・・。)

そんなわけで、この抑えられないバンプ熱を、『バンプオブチキンの藤原基央は天才なんだと思う。』という記事で存分に発散させたいと思います。

 

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藤原基央という『天才』

バンプオブチキンのベーシストである、『チャマ』こと直井由文はインタビューの中で、自分たちの楽曲についてこう語っています。

チャマ(画像引用元:http://www.bumpofchicken.com/

最終的に”究極の一個”があって、でもそれはいろんな霧がかかってて見えなくて。それをみんなで削り出していくというか。
ベースラインも、俺が考えているわけだけど、曲に弾かされている感じがするんです。

(出典:BASS MAGAZINE 2008年1月号)

 

バンプオブチキンの楽曲の中で非常に印象深いベースを弾く彼でさえ、

『ベースラインを曲に弾かされている』と表現するようにそもそもの『完成形』が既にあり、その完成形に近づけるようにアレンジを施していく。

これが彼らと楽曲との関係性のようです。

 

つまり、ソングライターである藤くんの頭の中には、すっかり出来上がった楽曲の形があるということ。

それを再現するのがメンバーの仕事なのですね。

(とはいえ、4人がそれぞれの個性を持ち寄るからこそBOCと呼べるんだという感情は譲れないし、ファンは皆そうだと感じるハズですが。)

 

そして、チャマは同じインタビューの中でこうも語っています。

世界で一番尊敬している人の曲にベースラインをつけられるのは光栄です、本当に。

たぶん、世界で一番幸せなベーシストじゃないかなって、僕自身は思っています。

(出典:BASS MAGAZINE 2008年1月号)

 

あの・・・出典元に明記したとおり、このインタビューって、『ベースマガジン』という雑誌で行われたものなんですね。

普通のベーシストだったら、ベースの専門誌なんだし、自らのプレイスタイルについてもっと自信たっぷりに語りたいんじゃないかと思うんです。

(特にチャマほどの敏腕ベーシストなら尚更に。)

けれども彼は、それ以上に『曲とそれを産み出す作曲者の素晴らしさ』について語っている。

 

藤原基央というソングライターが如何に天才なのか?

このエピソードからだけでも十分に、それを窺い知れるのではと思います。

 

天才が認める『天才』

桜井さん

(画像引用元:fenrir-inc.com画像検索

 

日本で『Mr.Children』という名前のバンドを知らない人はほとんどいないでしょう。

『日本人といえばご飯とみそ汁』なのと同じくらい、『日本のバンドといえばミスチル』なんじゃないかな?と。たぶん。笑

そして、Mr.Childrenのボーカルを勤め、ほぼ全ての作詞・作曲を手がける桜井和寿さんも、また天才の一人です。(曲を聴けば天才だと分かりますよね?)

 

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そんな桜井さんが、『バンドに入りたい』ほどバンプオブチキンの大ファンなのは、かなり有名な話。

 

・メンバーに入りたいくらい好き

・人生で最も好きになったバンド

・2000年代の自らを最も象徴する曲は「ロストマン」

・いっつも、ことあるごとに歌ってる

・(藤くんは)太宰治レベルの芸術

 

と、ひたすらバンプを褒めまくる桜井さん・・・。ちょっと可愛いです。笑

 

過去の出演番組やインタビューなどを追っても、ここまで誰かを絶賛する桜井さんは見たことがありません。

天才をここまで夢中にさせる天才、藤原基央・・・恐ろしいですね。

筆者は個人的に、バンプと同じくらいミスチルが好きなので、いつかコラボしてくれたら嬉しいです。実現したら鼻血が止まらないかも。

 

こんな歌詞を書く人が天才じゃなくて何なのか?

 

『人間』をザッと洗い出してしまう藤くんの歌詞。

藤くんの紡ぐ言葉には、本質を抉るような表現がたくさん見られます。

 

なんというか、沖縄のキラキラと光る海の、底に沈むヘドロをすくい上げて突きつけられるようにはっとさせられることもしばしば。

表面をととのえた綺麗な側(がわ)。そして側(がわ)に反するドロッとした内面の部分。その両方があって人間という生き物が成立するんだ。

そんなことに気づかされます。

(流行のJ-POPでは基本的に側(がわ)の部分ばかりを歌う歌詞が多く、だからこそ余計に藤くんの歌詞が響くような気がしますね)

 

バンプオブチキンの天才性と快進撃は、まだまだ留まることを知らなさそうです。

一生ついていきます!!

 

 

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