ビートルズのアルバムおすすめランキング〜TOP3〜

ビートルズのアルバムおすすめランキングを書いてみた。の記事の続きです。今回はついに、ビートルズのアルバムおすすめランキング、3位〜1位について書いていきます。

 

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beatles0001(画像引用:Wikipediaより)

 

前回の記事では、5位に”Sgt. Peppers Lonely Hearts Club Band(1967年)”、4位に”Rubber Soul(1966年)”をランクインさせてみたわけですが、正直このどちらかが1位になってもおかしくありません。

ビートルズっていうのはリリースする作品ごとに、本当にその音楽性をガラリと変化させるバンドですし、それだけに十人十色さまざまな聴く人が受けるインパクトも変わってきます。

そんな中でも、主観とはいえわりと王道的なTOP3になったと思いますので、ビートルズの音楽をまだあまり聴いたことがない初心者さんや、「これから洋楽をじっくり聴いていきたい」ってロック初心者さんにも、手放しで奨められる3枚になったと思います。是非参考にしてみてくださいね!

 

3位.The Beatles(White Album)(1968年)

 

 

 

通称『ホワイト・アルバム』。ビートルズの中で最も『わかりにくい』アルバムだと思います。この作品を聴いたことのある人に感想を聴くと、「ビートルズの中で一番ってくらい好き!」って人と、「複雑でよく分からなかった・・・」って人とに大別されます。

作品タイトルにバンド名を冠したアルバムっていうのは、わりとロックCDにはお馴染みですが、たいていは1stが多いですよね。そんな中、堂々と『The Beatles』というタイトルを散々ブレイクしきった後に持ってくる彼らのセンスは捻くれているというか、やはり違う。笑

バラバラになってしまったバンドメンバーがバラバラのまま、思い思いのサウンドを鳴らした結果、とんでもない作品が出来上がってしまったという一枚。まとまりが感じられないし、どこか作品全体からギスギスしたニュアンスが伝わってくる。それでもやはり『ビートルズ然』としたサウンドアプローチは変わらず秀逸です。

 

2位.Abbey Road(1969年)

 

 

 

一般的にビートルズアルバムの中では一番人気がある一枚ではないでしょうか?1曲目の『Come Together』から、畳み掛けるように日本のビートルズファンにも定評のある真珠のナンバーが続きます。とくにアルバム中盤〜後半にかけてのメドレーは息を飲まされます。

 

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彼らにとっての事実上のラストアルバムということで、極限まで張りつめられた緊張感と、メンバーどうしの間に生まれる静かな対抗意識から成される、名曲合戦が繰り広げられます。レノン=マッカートニーが最後に並べた肩は、それまでよりも一層頼もしい。

『聴きやすさ』と『スリリングな楽曲展開』、何よりも『ビートルズらしさ』がギューッと詰め込まれた一枚です。この”アビィ・ロード”こそ、ビートルズの入門編として最も適しているかもしれません。

 

1位.Revolver(1966年)

 

 

 

個人的なビートルズのアルバムとして絶対に一番おすすめなのが、このバンド中期に発表された『リボルバー』です。ビートルズのアルバム史上というか、ロック史上における最高傑作のうちの一枚だと思っています。このアルバムがロックシーンに与えた影響はどんなに大きなことか・・・。

ロックという一つの音楽ジャンルにインドの民族音楽を取り込み、いわゆる『サイケ』へと昇華させたジョン・レノン、ホーンセクションなどの新たな楽器隊を積極的に楽曲に持ち込み、耽美なメロディメイキングを追求したポール・マッカートニー。この二人のソングライターの持つ音楽性の幅広がりは、まさにはち切れんばかりです。

他にも、テープ・コラージュ逆回転など、後のロックシーンに沢山の『それをパクる人たち』 を生み出した意欲的なアレンジ法はもはや確信犯的。当時のレコーディング技術を完全に追い越してしまった彼らの先見性も手伝い、ライブでは再現不能だったと思います完全に。このアルバムを発表し、全米ツアーを終えた彼らが、以後ライブをしなくなったのも頷けます。

もう一度書きますが、ビートルズのアルバム史上というか、ロック史上の最高傑作のうちの一枚です。ロック好きなら聴かずして死ねない作品でしょう。必聴です。

 

まとめ

いかがだったでしょうか?

前記事とあわせて、『とりあえず』ビートルズのおすすめアルバム、トップ5を発表したわけですが、ぶっちゃけ・・・彼らの作品は全部イイです。笑

ランキングの圏外に漏れてしまったアルバムも、他の人なら『ベストアルバム』と呼ぶ作品に成り得ます。充分に。なのでこれを書いたら元も子もないですがw、音楽ファンを語るなら、ビートルズのアルバムは発表したもの全て聴いておいて損はないでしょう。マジです。

 

【記事:ポン酢中毒】

 

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