アイアムアヒーロー【映画】比呂美はなぜ半感染で猫っぽいのか?

アイアムアヒーロー映画版を観て、いくつか気になる部分がありました。

前回の記事、『アイアムアヒーロー【映画】R15にしてはグロかった!ネタバレと感想を・・』 『比呂美(ひろみ)はなぜ完全にZQNにならないのか』『なぜ猫っぽいのか』など、気になる点があったことを書きました。

他にもいくつか気になることがありましたので、今回は調べたことを一気にご紹介していきます。

 

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気になるその1 『ZQN』とは一体何?

誰もが気になる『ZQN』についての詳細ですが、これはまだ原作でも明らかになっていません。

『アイアムアヒーロー』の連載開始時(2009年)は新型インフルエンザが世界的に流行った時期だったそうで、当時の社会背景が、物語の構想に大きな影響を与えていたのではないかと言われておりました。

原作では幼児が感染しているが外傷がない描写があるため、インフルエンザが感染源、もしくはインフルエンザに対するワクチンに謎のウイルスが・・・と最初はそう予想されていました。

話は国内だけではなく海外にまで展開し、ZQN地球を侵略しにきた宇宙人の仕業で、人間だけを排除・支配し、地球を支配するという流れになり、またZQNの定義「”ZERO QUALIFIED NUCLEUS”」(核として無なもの)ということが判明しましたが、もう何がなんだかわかりません。

GANTZ(ガンツ)のような世界になってしまうのでしょうか?

 

気になるその2 『比呂美(ひろみ)』はなぜ完全に感染していないのか?

有村架純さん演じた比呂美(ひろみ)はなぜ完全に感染していないのか、とても気になりました。

こちらも残念ながら、まだ原作でも明らかになっておりませんでした・・・。

ただ、中には特異なZQNが存在するそうで、その内の1人が比呂美であると。

そしてその比呂美ZQN界の『女王』かもしれない・・・と。

早く原作で明らかにしてほしいです!!

 

 

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気になるその3 『比呂美(ひろみ)』はなぜ猫っぽいのか?

筆者が一番気になった謎ですが、比呂美が猫っぽいのは原作にはなく映画のオリジナルでした。

深読みした私の時間を返してください・・・・。

内容がグロいもんだから、せめてどこか1部分だけでもホッとするような場面がほしかったのでしょうかね。

でも有村架純さんが可愛いかったから良しとしましょう。

 

 

気になるその4 ショッピングモールで黒焦げた死体はZQN?それとも・・・

ショッピングモールで英雄が色んなZQNについて説明を聞いている時に、ちょいと不自然というか正座をした格好で黒焦げになった死体を見て「あれは何ですか?」の問いに、アベさんが歯切れの悪い回答をしたことが気になりました。

まぁ、だいたいの予想はついていたのですが、あれはZQNではなく「人間」

吉沢悠さん演じる伊浦たちがショッピングモールを牛耳っていました。

感染したと思われる人間や、非感染者に対しても「私刑」をという、非道の限りをつくしていました。

その私刑方法は「タイヤネックレス」という、実際にもある方法で検索してはいけないワードとしても有名です。

縄張り意識が高い人間には近寄らない方がいいですね・・・。

 

 

気になるその5 映画のラストシーンで英雄が『ただの英雄です』と言ったこと

これは原作とは関係のない映画オリジナルな部分だとは思うのですが、最初の頃は自分の名前を説明する時はいつも「えいゆうと書いて英雄です」とヒーローを強調していたのに、なぜ最後には長澤まさみさん演じる「藪」に自己紹介した時には「ただの英雄です」と言ったのでしょうか。

ZQNに遭遇するまではヒーロー願望が強かったが、実際に人を守り抜くのは大変だということがわかり、自分にはずっとヒーローでいることはできないと最後に悟ったのでしょうか。

このシーンは、今思うと深いセリフだったのかな・・・と思ったりします。

 

【記事:ジョージ・A・ロメ子】

 

 

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