ユニコーン解散理由は何だったのか?そして再結成の理由と今後の活動は?

1987年にデビューをし、1993年にあっさり解散、そして2009年に再結成をし、輝かしい(?)復活をした人気おっさんバンド『UNICORN(ユニコーン)』

今回は、そのユニコーンがなぜ人気絶頂期の中解散をしてしまったのか、そして再結成した理由は?

著者の当時の記憶を蘇らさせ、そしてクローゼットの奥にこっそりしまって未だ捨てられない昔の音楽雑誌を読みながら書いていきます。

 

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UNICORN(ユニコーン)ってどんなバンドであったか!?

BOOM

(画像引用元:unishinki.at.webry.info

 

ちょうどユニコーンがデビューした頃は、伝説のバンドといわれている『BOØWY』の影響が絶大でした。

そして似たようなバンドがうじゃうじゃデビューし、正直あまり面白いバンドはいませんでした。

無駄にカッコつけるロックバンドばかりの中、カッコつけてないバンドが現れたんです。いい意味でカッコ悪いバンド。

それが「ユニコーン」でした。

 

なんでもありのユニコーンは、メタルカントリーR&Bパンクテクノオルタナなどなど、まとまりのないジャンルの音楽を披露してくれました。

変なコスプレもよくしてました。

 

ユニコーンというバンドはよくある「同級生」「幼馴染」などではなく、そして共通した音楽志向を持って結成されたバンドでもなかったので(無理やり集まってできたバンドといわれてます)

それが当時のバンドブームには斬新で目立ったのだと思います。

当時その『BOØWY』のボーカルだった氷室京介「最近のバンドで唯一いいバンドと思うのはユニコーン」だと言ったのも有名なお話。

 

今ではメンバーいいおっさんですが、当時の民生EBIはカッコ良かったのです。アイドル的存在でした。

 

【ユニコーンがとても可愛いかった頃】
※この頃はまだ阿部Bはメンバーではありません。EBIの元嫁がキーボードでした。

この頃の可愛い奥田民生の顔は、筆者がいい歳こいてまだ買い続けているマンガ家「いくえみ綾」先生の作品によく登場してました。

いくえみ綾先生は大の奥田民生ファンですのでもろ影響されていたのだと思います。

 

 

【おっさんになったバージョン】

ユニコーンの名曲と言われ、そしてバンド活動中期から解散まで『封印曲』とも言われていた「Maybeblue」

再結成してからのライブでこの曲のイントロが流れた時は会場がざわめきました。私はあまりの感動に鳥肌が立ち、泣きながら大声出して一緒に歌いました。

奥田民生・・・いくつになってもその歌唱力は素晴らしい。

 

 

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なぜ人気絶頂の中、デビューしてからたった6年間の活動で解散してしまったのか?その理由は?

 

解散しようと言い出したのは奥田民生。

突然「解散だ!」とは言っていないのですが、その頃メンバーは何となく感じはじめていたそうです。

最初は「解散」ではなく「活動休止」にしようとも考えたそうなのですが、そこから先はどうする?となり、だったら解散した方が手っ取り早いだろうと奥田民生はそう皆に伝えたそうです。

 

ユニコーンとして何にもやることがなくなった。全くないわけではないけれども、ネタがないと盛り上がれない特殊なバンドなので色々アイデアを出してきたが

そういうことを考えてる自体、だんだん面白くなくなってきた。いつかはネタも尽きてくるし、そういうやり方、方向性にも興味がなくなってしまったそうです。

 

理由を知ると、たった6年間の活動ではなく、6年間もよく続いた!と思ってしまいます。

途中で一人脱落者がいましたけどね。(ドラムの川西くん)

 

 

16年の歳月を経て『再結成』した理由とは?

再結成は特に思いついて始めたわけではなく、最初どうやって皆集まったかあまり記憶がないメンバー。

スタッフの結婚パーティーや阿部Bのライブなどにちょこちょこメンバーが集まりライブなどしていくうちに

「ちょっと面白いんじゃないの?」

となり、それがキッカケで再結成したそうです。

16年間、個々に活動してきたのですが、「ユニコーン」として集まると昔に戻ってしまうそうです。元に戻ってしまうと。

元々バラバラな考えを持った5人だからそうなるんだと。

 

 

ユニコーンの『今後』の活動について

一度解散してまた復活をすると正直どうでも良くなってくる。次に解散する時も、また復活する時もきっと誰も真剣に考えなくなるだろうからやりやすくなった。

これからは、やったりやらなかったりしてしていきたい。

そして、若いバンドの子たちがこの先についてなんとなく不安になったらユニコーンというバンドが「この先に面白いことがあるんだよ~」っていうのを見せてあげたい。

と、奥田民生と阿部Bは今後のユニコーンについて語っていました。

 

 

最後に・・・

2010年代になって、沢山のバンドが再結成された中で、唯一期待を裏切らない、いや、でも期待を裏切ってくれたバンドが「ユニコーン」ではないでしょうか。

近々、また何か予想つかないことをしてくれそうな予感がします。

 

どうでもよい話ですが、筆者はユニコーンメンバーのテッシー(手島いさむ)が一番大好きです。

テッシーのこと、何も書いていないことに読み返して気がつきました・・・。

 

【記事:ジョージ・A・ロメ子】

 

 

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